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いくつになっても異性が好き

私が働いている施設に入所している高齢者の男性は、認知症が進んでいて歩行状態も不安定なので、トイレに行く時や部屋から食堂までの移動時に職員が付き添うことになってる。

その男性は女性職員が付き添う時にはご機嫌に行きでれでれしているのですが、男性職員になるととたんに機嫌が悪くなり別人のように扱いにくくなる。

そのために手が空いている女性職員がいれば対応することになっているのですが、特に私のことは気に入ってくれているのかこの間夜勤の見回りに行った時には、「あんたでええわ」と自分の布団に入らないかと誘われた。

当然やんわりと断りましたが…。

ちょっとセクハラをしてくる時もあるのですが、なんとなく憎めずに許してしまう。

男性は認知症になっても高齢になっても、やはり女性が好きということには変わりがないのだなと、ほほえましいようなあきれるようなそんな複雑な感情。

ちなみに女性の高齢者で男性職員でないと嫌という人は少ないなぁ。

あ、でも機嫌が良くなる人はいるか。人間っていくつになっても。

若いけど若くない

30歳間近というと世間一般的には「おばさん」と言われる歳になってくる。実際に子供とかに会うと「おばちゃん」なんて呼ばれる。

自分でも、もう若くないんだなぁと思ったりしている事もあったりするし、疲れやすくもなってきたと思う。

だけど、仕事場に行くと別。だって周りは80~100歳位の、おばあちゃん、おじいちゃん。
「若いからいいねぇ」「若いんだからさ」なんて言葉をよく掛けられるし、まだまだ「おねえちゃん」なんて呼ばれる。

元気のイイおじいちゃんになると、おしりを触ってきたりもするし、寝る時間になると「一緒に寝てくれや」なんて言ってきたりもする。こういうのは正直いって嫌な気持ちにしかならないし、年寄りなんだからいい加減に落ち着けよとも思ったりもする。

だけど「若い」とか「ねえちゃん」とか言われるのは嫌な気はしないし、ちょっと嬉しかったりもする。

だけど、もうじき30歳。ちょっと不安な気持ちになってくる。

高齢者同士の恋愛

介護の仕事は世間のイメージと違って、毎日刺激があるし、笑うことが多いので楽しく働いているんですが、高齢者同士の人間関係のフォローがたまに大変です。

特に高齢者同士の恋愛は結構大変でした。可愛い感じの恋愛で終わればいいんだけど、結婚したいとかまで行くともう手に負えない。その当人だけで済む問題じゃなくなるし、財産とかにも絡んでくるから、お子さんたちも「本当にそれだけは止めてくれ!」って大変そうでした。

そりゃあそうですよね。お子さんだって60歳とかなのに、ここから複雑な家庭になっても誰も得しないですしね。

混乱したお子さんは施設側の管理の問題だと言ってきた時もありましたけど、誰かのせいにしたかったんでしょうね。結局そんなラブラブだった二人は、三か月くらいであっという間に別れの修羅場になりました。

「あの人が毎日部屋に来るのよ。もう嫌になっちゃって。。」

「俺は別れる気なんかないからな!」

と、周りを巻き込んでの大騒動になり、結局どうしようもなくなっておじいさんが退去していきました。

年を取っても恋心を忘れないのは素敵ですが、もうちょっとスマートに恋愛してもらいたいものだと思いました。もしかしたら女性限定、男性限定の老人ホームが流行るかもしれないと思いました。

介護士の給料問題~訪問入浴のバイトでもする?~

専門学校を卒業した後、介護士として勤務を始めたけれど、学生の頃に思っていたような、社会貢献の世界では無かった。

学校ではお年寄りとのふれ合いや、お年寄りに過ごしやすい環境を目指すという内容を勉強してきたけれど、30歳近くなってくると、そんな事は理想論に近かったと思える。仕事自体は嫌いじゃないし、内容もいいと思っている。

けれど、人間関係が非常に悪い。
何故かというと、経営者側は大体が、実際現場経験の無い人が多いから、現場との意見がくい違ってくる。現場は、一人一人のお年寄りにあった事をやりたいと考える人が多いけれど、当然経営者側はそんな事は求めてはいない。

入居者を増やしたり、退去しないようにする事が一番だから。

どこの会社も利益を上げる事が一番なのだろうけど、介護の場合は人を相手にしているので、どうしても感情が先に来てしまう。

色々考えて仕事をしてきたけれど、もう30歳間近。
給料も少ないし、どうしようかと考えている今日この頃。とりあえず休みの日に単発の訪問入浴バイトでもしようかなぁ、でもしんどいかなぁ。

介護の仕事は大変ですが遣り甲斐もあります

介護の仕事をしていて、よく人から言われる言葉が「大変な仕事だね」です。

確かに体力仕事ですし、利用者さんと意思の疎通ができないという事で、心労も溜まりやすいです。ストレスで職場の同僚同士もギスギスする事もありますし、人手が足らずになかなか思うように休みもとれません。

ですから出会いもそんなに多くなくて、婚期も遠のいてしまいやすいです。私なんてずっと独身で、このまま30代突入かななんて悲しく思っています。

しかし利用者さんからの「いつもありがとう」「貴女に見てもらえて助かる」の一言が、すごく力になるのです。仕事の合間にお話しを聞く機会があるのですが、そんな時に若い頃の写真を見せてくれたり、こんな事があったと想い出話しをしてくれる方もいます。楽しくて、こういう時は「この仕事をしていてよかったな」と思えるのです。

これからはご家族の元で暮らす為に施設を出る、という方に、お手紙を貰った事もありました。
そこには「いつもワガママばかり言っていたのに、貴女は嫌な顔一つせずに聞いてくれました」と書いていました。
「明るいその笑顔を見ていると家族にあまり会えなくても寂しくなかった」とあって、凄く嬉しくなったのです。

大変ですが遣り甲斐は確かにある仕事なので、介護職を目指す人が増えてくれると嬉しいと思います。

最近彼氏が女子大生やりたいとか言い出してうんざり。